研究課題/領域番号 |
18K17323
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
門岡 康弘 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (50404330)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 最善の利益基準 / 代行判断 / 代理意思決定 / 最善の利益 / best interest / 人生の最終段階の医療 / 終末期医療 / 意思決定 / 臨床倫理 |
研究成果の概要 |
最善の利益基準に基づく代行判断に関する我が国の医療者および一般市民の態度を記述するためのデータを、インタビューおよびアンケート調査をとおして取得した。なお、研究の進捗は大幅に遅れており、本報告の時点においてデータ分析の段階である。今後、分析と考察をすすめ、論文作成などの実質的な成果報告につなげる予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
無縁社会や孤独死といった社会問題は医療現場における代行判断の負担を深刻化させる。具体的には、身寄りのない患者の医療・ケアを担当する医療職がその生死に関する意思決定の責任を負うことになる。本研究はそのような代行判断が実質的根拠に基づいて実施されるための倫理的知見を獲得するために立案され、大規模アンケート調査等をとおして多くの実証データを収集した。今後にデータ解析と考察をすすめ、最善の利益基準に関する概念の明確化につながり、医療現場における健全な代行判断を支援するための実質的な成果報告を最終的に行うことで本研究の学術的そして社会的意義を確保する。
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