研究課題/領域番号 |
18K17343
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
柳井 優子 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 心理療法士 (00727886)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | サイコオンコロジー / 心理職 / 教育 / 教育・研修システム |
研究成果の概要 |
がん患者やその家族に対するメンタルケアの重要性が高まり、心理職へのニーズも着実に高まっている一方で、がん領域に携わる心理職の養成システムの整備は不十分である。今回、文献レビューを行い、がん医療に携わる心理職に必要とされるコンピテンスを整理した。また、心理職を対象とした調査により、多職種連携、コンサルテーション、心理学研究に関する知識や技術を身につけることが難しい傾向にあること、職場環境によって教育・研修の現状に差があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、がん医療に携わる心理職にどのような知識や技能が必要なのか、また、がん医療の現場で必要とされている教育・研修の内容が整理された。所属する医療機関の特徴、心理職が担当している業務、在籍する心理職の人数などによっても教育・研修の現状に差があることが示唆されたことは、今後、所属する診療科や業務の特徴も踏まえながら、さらなる実態調査、および、必要な教育・研修システムの検討を行う上で重要な観点である。
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