研究課題/領域番号 |
18K17345
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(医療経済研究機構(研究部)) |
研究代表者 |
浜田 将太 一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(医療経済研究機構(研究部)), 研究部, 主席研究員 (80712033)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 高齢者 / 薬物療法 / ポリファーマシー / 介護老人保健施設 / データベース / 薬剤処方実態 / 臨床試験 / 臨床研究 / フレイル |
研究成果の概要 |
高齢者への薬物治療の実態把握や市販後臨床研究における高齢者の組み入れ等に関する主な知見は以下のとおりである。(1)介護老人保健施設入所者における潜在的な薬物間相互作用の頻度や関連する薬剤を明らかにした。(2)後期高齢者における多剤処方の実態が過少評価されてきた可能性を示した。(3)SGLT2阻害薬を例に、市販後臨床研究に高齢者が十分に組み入れられない研究が多いことを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者の多剤処方の頻度や薬物間相互作用に関する成果は、高齢者のポリファーマシーに関する問題の重要性をより正確に把握することにつながるとともに、薬物治療の改善に向けた具体的な課題を抽出したものである。臨床研究における高齢者の組み入れ状況に関する成果は、適切な場合には市販後臨床研究に高齢者を組み入れ、高齢者に適した医薬品の効果や安全性に関する情報を補完していく必要性を示唆するものである。
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