研究課題/領域番号 |
18K17347
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 東京都立多摩総合医療センター(臨床研究・教育研修センター(臨床研究部)) |
研究代表者 |
田頭 保彰 東京都立多摩総合医療センター(臨床研究・教育研修センター(臨床研究部)), 感染症科, 医員 (70799668)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 抗菌薬適正使用 / 救急外来 / 適切率 / フィードバック / 抗菌薬 / 教育的介入 / 適切性 |
研究成果の概要 |
救急外来における抗菌薬の処方は欧米同様に改善の余地があります。救急外来において抗菌薬適正使用を促進する上で重要な要素は医師への介入であることが示されました。介入方法は様々なものがありますが、ツールの提供だけでも改善する可能性はありますが、処方医師の行動変容を促すような教育、フィードバックなどの直接的な介入も重要であることが示唆されました。多面的介入により外来の抗菌薬適正使用が促進されます。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られたことは、日本の内服抗菌薬にも改善の余地があることです。そして、それは多面的介入により改善する可能性があることです。介入により適切な処方は維持されることがわかりました。しかし、多面的介入には時間と労力がかかります。そして、それによる経済的効果はすぐには得られず、病院の経営上で障壁となります。しかしながら、その取り組みは、将来にその効果が結果を出すことがあります。日本においても抗菌薬適正使用を促進することの重要性、それに必要な教育体制、システム体制の構築をすることが、今後必要です。
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