研究課題/領域番号 |
18K17368
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
水本 憲治 京都大学, 総合生存学館, 特定助教 (90730218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 数理モデル / 統計モデル / 感染症流行 / RSV / RSウイルス感染症 / 流行 / 疾病負荷 / 死亡割合 / 感染症理論疫学 |
研究成果の概要 |
RSウイルス感染症による死亡割合について、都道府県別・シーズン/週別・年齢群別に推定し、その時空間的異質性をもたらす要因について研究結果を得られ、これら研究成果は国際学術誌に投稿中である。一方、研究期間中に発生した新興・再興感染症の大規模流行についても、感染力・死亡リスクなどのリスク推定を実施した。RSウイルス感染症による死亡リスク等については時空間的異質性が存在する他、2020年に世界的流行となった新型コロナウイルス感染症、2019年にコンゴ民主共和国で流行したエボラ出血熱の地域間感染力、沖縄県で2018年に流行した麻疹のタイプ別(修飾麻疹)の感染力推定等も明らかにしている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
RSウイルス感染症の死亡リスク等についての空間的異質性の存在の他、その他の新興・再興感染症(新型コロナウイルス感染症、エボラ出血熱、麻しん)についても、時空間的異質性にも焦点を当てて、その死亡リスク・感染力等について、本研究を通じて、明らかにしている。これらの指標は、公衆衛生的・医学的介入を実施する際に、適切な介入方法・介入タイミング・期間等を選択する重要な根拠となり、被害規模の減少につながる。
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