研究課題/領域番号 |
18K17380
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
|
研究機関 | 北里大学 (2022) 京都大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
松崎 慶一 北里大学, 医学部, 講師 (20709315)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | IgA腎症 / レジストリー / CDISC SDTM / データベース / システマティックレビュー / 標準化 |
研究成果の概要 |
本研究において、データ統合を念頭においたデータベースの開発を行った。また、開発したデータベースをEDCシステムへと展開し、既存データを登録し解析を行うことで、DB上で得られた結果の頑強性、安定性などが確認された。一方、EDCシステムの使用には主に資金面の制約があり、データベースとしての安定運用を行うには課題であることが認識された。今後は、本研究で得られた知見を元に新たなEDCシステムへとデータベースを展開し、新規コホート研究などでの使用を予定している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
IgA腎症は本邦における慢性糸球体腎炎のなかで最も多く、慢性の経過を辿ることも少なくないために、日常診療における様々なクリニカルクエスチョンに対応するエビデンスが確立されているとは言い難い。本研究の成果によって、散在するコホート研究の結果をデータ単位で統合することが可能となり、今後診療データ・予後データがデータベース化されることが期待される。これにより、様々なエビデンスの創出がなされ、IgA腎症診療のみならず慢性腎不全診療における一助となり、IgA腎症の早期治療に寄与することが期待される。
|