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子どもの頭蓋骨の強度及び厚さの統計学的分析

研究課題

研究課題/領域番号 18K17411
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58040:法医学関連
研究機関東京大学

研究代表者

鳥光 優  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (30725015)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード強度 / 厚さ / 頭蓋骨 / 子ども / 日本人 / 小児 / 統計学的分析
研究成果の概要

子どもの頭蓋骨の厚さを死後CT画像を用いて計測した。また、3点曲げ試験を行い、頭蓋骨の強度を求めた。頭蓋骨の強度と年齢との間には正の相関関係を認めた。厚さに関しては、頭頂部は厚く、左右側頭部は薄い傾向にあることがわかった。しかし、試料の数が予想より収集できておらず、統計学的解析まで至っていないのが現状である。性差に関しても、サンプルサイズが小さく、現在のところ傾向についてわかっていない。今後更に試料の数を増やし、十分な数が集まった後に解析を行い、学会発表や論文執筆をしていく予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

サンプルサイズが小さく、十分な研究成果は得られていないものの、収集済みのデータからはある程度傾向が確認されており、データさえ集まれば意味のある結果は出るものと思われる。したがって学術的意義はあるものと考えられる。また、その結果は最終的に、死亡事例の鑑定及び生体鑑定において、子どもの頭部外傷を正確に評価するための補助的ツールとなる可能性が考えられる。その鑑定結果が裁判の判決を左右することも考えられ、社会的意義のあるものとなると思料される。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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