研究課題/領域番号 |
18K17428
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
宮本 まゆみ 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (80551746)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 転倒予防 / 離床 / 検知 / システム / 入院患者 / 夜間 / 行動 / 定量化 / 転倒リスク / 入院高齢者 / 見守りシステム |
研究成果の概要 |
病院では患者の転倒予防対策として様々なセンサが用いられている。本研究では、ベッド上の人や物の動きを捉えて離床につながる行動を早期に検出するシステムを作製し、検証することを目的とした。システムでは、全身の動きに相当する動作量の基準を設定し、その基準を超えた場合に検知・記録するようにした。その結果、85%以上の割合で離床が検出された。一方で、患者によっては誤検出が多いことも確認され、患者選定や検出基準の見直しの必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
夜間就寝時に、臥床状態から起き上がって離床に至るには全身の動きを伴う。この全身の動作量は、寝返りや体の一部を動かす動作量よりも大きい。本システムでは、動作量を画面の点の数で数値化した。離床につながる全身動作を選択的に検知することで離床を早期に把握することが可能となる点で意義がある。この検出方法を活用して、今後、看護師が持つ端末に通知する仕組みを作るなど様々な展開が期待される。
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