研究課題/領域番号 |
18K17432
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
冨田 亮三 大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (90814012)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ピア・コーチング / 専門職的自律性 / 看護師 / 看護教育学 / 職業的アイデンティティ / 初期キャリア形成期 / 卒後2・3年目 |
研究成果の概要 |
本研究は、初期キャリア形成期看護師のピア・コーチングが専門職的自律性や職業的アイデンティティにどのように影響しているのかを明らかにすることを目的としている。病院で勤務する卒後2・3年目の看護師を対象に質問紙を用いてピア・コーチングと専門職的自律性、職業的アイデンティティ、個人属性について調査を行い、多重指標モデルを作成して分析を行った。ピア・コーチングの職業的アイデンティティへの影響は示されなかったが、ピア・コーチングの専門職的自律性への影響は明らかとなった。したがって、ピア・コーチングの活用可能性への示唆が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、ピア・コーチングの職業的アイデンティティへの影響は示されなかったが、ピア・コーチングの専門職的自律性への関係は明らかにすることができた。ピア・コーチングに関する国内の研究において関係性を示したものは希少で、本研究の結果はピア・コーチング研究を発展させていくうえで貴重な資料となる。また、ピア・コーチングの活用性を示唆する結果であったため、研究を進めていくことで看護師の成長に寄与でき、患者にとって、より安全で安楽な看護を提供することにつながる。
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