研究課題/領域番号 |
18K17433
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 北海道文教大学 |
研究代表者 |
尾形 裕子 北海道文教大学, 人間科学部, 准教授 (40738358)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 臨床判断 / 治療決定 / 振り返り / 看護実践 |
研究成果の概要 |
本研究は看護師の判断力評価ツールである「患者の治療決定における看護支援振り返り」尺度の大規模調査を行うことにより洗練化を目指した。対象者は、看護基礎教育終了後の臨床経験1年以上で治療決定の支援を日常的に実践している看護師とし、対象者が所属する施設に調査を依頼して対象者に自記式質問紙を配布し、郵送法にて回収した。有効回答は539部(39.7%)であった。分析により21項目5因子構造の尺度となり一定の信頼性と妥当性があることが確認された。本尺度は看護師が臨床で治療決定の支援をする場面での判断力の自己評価として用いることが可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師は専門職としてたえず自身を評価し、評価の成果を得るべく努力することで、専門性を深めるといった発展が期待されている。看護師の判断力評価ツールである、「患者の治療決定における看護支援振り返り」尺度を看護師が活用することで、患者の治療決定のために行った看護支援を評価し、臨床での新たな知識の修得と判断力向上の学習方略に加え、看護師の責任感と役割意識を促進し専門性の探求に役立つと考える。
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