研究課題/領域番号 |
18K17445
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 東京医療保健大学 |
研究代表者 |
浦中 桂一 東京医療保健大学, 看護学部, 講師 (00776859)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 高度実践看護 / シミュレーション教育 / 診療看護師(NP) / ナースプラクティショナー / 大学院教育 / 包括的健康アセスメント / 包括的アセスメント / 診療看護師(NP) / 2次救急 / 救急外来 / 臨床推論 / 診療看護師 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
NP(ナースプラクティショナー;診療看護師)学生を対象としたシミュレーション教育が無かったため、NP学生対象の外傷初期対応、病歴聴取・身体診察、急変時対応について6シナリオを開発し、アンケート調査で評価した。研究の実施にあたり所属機関の倫理委員会の承認を得た。 結果は、回答者12名(回収率100%)であった。全体的に、外傷初期対応シナリオについては、ブリーフィングにて高機能生体シミュレータの詳細説明が必要であった。デブリーファーは事前学習課題や資料を使用して学生同士で議論させるように関わる必要があったかもしれない。また、学習目標とシナリオのさらなる一致が重要であることが明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シミュレーション教育プログラムを作成し活用できれば,学生は,学内において様々な状況設定下での手技や判断について安全かつ繰り返し修練することができるようになる。また,学生の知識・技術の到達度を客観的に評価できることから,高度実践看護師(NP)課程におけるシミュレーション教育プログラムの創造性は高い。クリティカル領域のNP養成の中心的役割を担う本大学院において全国に先駆けてシミュレーション教育プログラムを開発し,その有用性について検討し成果を蓄積・発信することは波及効果が高く,NP養成課程における教育手法に対し科学的根拠を提供する点で意義深い。
|