研究課題/領域番号 |
18K17447
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
西之坊 穂 摂南大学, 経営学部, 准教授 (80780163)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 看護師 / フォロワーシップ / 構成概念 / 生起要因 / キーパーソン / リーダーシップ / 解明 |
研究成果の概要 |
看護師へのインタビュー調査を通じて、看護師のフォロワーシップの構成概念は3つのカテゴリーに分類されることが明らかになった。また2つのサブカテゴリーに分類された。 次に、アンケート調査を分析した結果、看護師のフォロワーシップは「改善提案行動」、「配慮的行動」、「サポート行動」の3つの下位次元で構成されていることが示された。さらに、女性より男性の方が2つの下位次元でフォロワーシップを発揮していた。また、役職がない看護師より役職がある看護師の方がすべての下位次元でフォロワーシップを発揮していた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、看護師スタッフのリーダーである看護師長および医師に加え、フォロワーである看護師スタッフ双方にインタビュー調査を行った上で、看護師スタッフのフォロワーシップに関する構成概念を、定量的研究によって明らかにした試みに学術的意義がある。 次に、先行研究で議論されてこなかったキーパーソンの存在が看護師スタッフのフォロワーシップにポジティブな影響を及ぼしていたことを明らかにした。また、看護師長のリーダーシップ行動のうちM行動(人間関係重視型行動)も看護師スタッフのフォロワーシップにポジティブな影響を及ぼしていた。よって、看護師スタッフのフォロワーシップを生起要因を示したことが社会的意義である。
|