研究課題/領域番号 |
18K17456
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
|
研究機関 | 富山県立大学 (2019) 東京大学 (2018) |
研究代表者 |
浦井 珠恵 富山県立大学, 看護学部, 講師 (20808670)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | 褥瘡 / 再発予防 / 局所ケア / 創閉鎖部 / 瘢痕 / リモデリング / 成熟 / 再発 / 創閉鎖 / 摩擦 / ずれ力 |
研究成果の概要 |
褥瘡の創閉鎖部の再発を防ぐために瘢痕の成熟度を経時的に観察する必要がある。創閉鎖部の成熟過程を組織学的に明らかにするため、瘢痕ラットモデルを作製し、リモデリング過程を評価可能なバイオマーカーを探索した。モデルは、1辺1.0cm四角形の皮膚全層欠損創をラット腹部に作製し、創収縮が最小限となるよう創周囲に板状皮膚保護材を貼付した。褥瘡の創閉鎖部におけるバイオマーカー検出量の推移は今後の継続課題である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
げっ歯類は皮膚がルーズで創収縮が著しく、瘢痕が残りにくいとの特徴があるため、瘢痕モデルを作製することは難しい。しかし、実験手技の操作性や飼育費用等を考慮すると、ブタよりもげっ歯類でのモデル作製が望ましい。瘢痕モデルとして適切なモデルが存在していないことが、創閉鎖後のリモデリングや瘢痕の成熟に関する組織学的検証が進まない原因のひとつであると考え、本研究の瘢痕モデルがリモデリングや瘢痕の成熟における新たな知見の発見に繋がると考える。
|