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遅延割引を用いた肥満における摂食行動異常の評価系の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K17484
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関京都大学

研究代表者

清水 彬礼  京都大学, 医学研究科, 助教 (90794272)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード食行動 / 肥満 / 内臓脂肪 / 遅延報酬割引 / 報酬系 / 衝動性 / 遅延割引報酬 / 潜在連合テスト
研究成果の概要

肥満症や2型糖尿病の患者の多くでは、高カロリーや高脂肪の食事への依存性が生じていると考えられている。この依存性は、脳内報酬系の反応性が亢進しているため引き起こされることが知られている。しかし、ヒトにおいて脳内報酬系の反応を行動として評価する系は確立されていない。そこで本研究は、遅延報酬割引を用いて摂食行動における衝動性を評価し、肥満者の内臓脂肪量と食行動における衝動性の関連を検討することを目的に実施した。
その結果、今回作成した遅延報酬割引の測定法と内臓脂肪量に有意な関連は見られなかった。しかし、正常BMIであるにも関わらず、内臓脂肪が蓄積している対象者では関連がある傾向が見られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回作成した遅延報酬割引の測定法と内臓脂肪量に有意な関連は見られなかった。しかし、正常BMIであるにも関わらず、内臓脂肪が蓄積している対象者では関連がある傾向が見られた。このことから、今回作成した遅延報酬割引の測定法は、いわゆるサルコペニア肥満のような病態における食行動の評価に活かせる可能性が示唆された。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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