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浅い鎮静深度で管理中の人工呼吸器装着患者の同意的行為を引き出すアプローチの解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K17492
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関石川県立看護大学

研究代表者

大西 陽子  石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (30720768)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワードクリティカルケア看護 / 人工呼吸器装着患者 / 浅い鎮静 / 同意 / 質的研究 / 看護実践の構造 / Light Sedation / PICS / クリティカルケア / 看護師 / 参加観察 / 看護実践
研究成果の概要

浅い鎮静における人工呼吸器装着患者から同意を引き出す看護実践の構造を明らかにするために、クリティカルケア看護に従事する看護師18名を対象に参加観察および半構造化面接を実施し、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチによる解釈的分析を行った。
その結果、15概念が生成され、それらより3サブカテゴリー、3カテゴリーの看護実践が明らかとなった。
同意を引き出す看護実践とは、看護師が患者の思いや希望、期待を引き出し共に作り上げた目標に向かって患者の意欲を低下させることなく、患者の力を活用しながら目標を成功裏に達成するプロセスであった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により明らかとなった浅い鎮静における人工呼吸器装着患者から同意を引き出す看護実践は、単に患者に否定的な感情を抱かせることなく治療および療養生活を継続するだけではなく、早期リハビリテーションの先駆けとなるものであった。これは人工呼吸器離脱と気管チューブ抜管に直結し、ICU退室後の患者の長期予後の改善(集中治療後症候群の回避)に影響を与えることが示唆された。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-03-27  

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