研究課題/領域番号 |
18K17499
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字広島看護大学 (2023) 県立広島大学 (2018-2022) |
研究代表者 |
安田 千香 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (80759704)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 抗がん薬 / 末梢神経障害 / ハンドケア / 手指動作 / 箸を閉じる力 / 箸のつまみ力 / 抗癌剤 / 筆圧 / セルフケア |
研究実績の概要 |
本研究の目的はハンドケアが末梢神経障害患者の新たな看護実践となり、臨床現場で活用させることである。本研究でオキサリプラチンとカペシタビンの治療を受けた大腸がん患者の半数に感覚障害が見られ、感覚障害は握力に影響しないことが明らかになった。この研究成果を、日本看護技術学会誌に報告した。 今年度は、ハンドケアによる皮膚への影響と、握力、ピンチ力、箸を閉じる力にもたらす効果についての追加データを収集したため、今後はデータを分析し、成果報告を目指す。また、本研究のために開発した箸を閉じる力の測定装置についての成果報告も併せて行っていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナウイルス感染が収束したものの、対象者の体調不良などによってデータ収集が予定より遅れた。今後は得られたデータで分析を行い、ハンドケアの手指への影響を明らかにする予定である。
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今後の研究の推進方策 |
これまでに得られたデータをもとに分析を行い、ハンドケアの手指への影響を明らかにし、成果発表を検討している。 また、本課題を遂行するために、開発した手指の動きを客観的に評価する「箸を閉じる力の測定装置」については未だ学会発表にとどまっているため、論文投稿に向けて準備中である。
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