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再発大腸がん患者の「生を支える力」の尺度開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K17504
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関聖路加国際大学

研究代表者

八巻 真紀子 (池田 真紀子)  聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (90803776)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード再発大腸がん / 大腸がん患者 / レジリエンス / がん患者 / 患者体験 / 尺度 / レジリエンス尺度 / 生を支える力 / 大腸がん / 再発 / 尺度開発 / 看護ケア
研究成果の概要

大腸がん患者に対する研究動向として特定の病期の大腸がん患者を研究した論文は少なく、本研究においての有用性を確認することができた。がん患者のレジリエンスへの影響要因ついてスコーピングレビューを行い、がん患者のレジリエンスの特徴について考察し、結果各々の要因間には、複雑な多様性をもつ関連性が示唆された。分析していく中で、先行研究で研究者が明らかにした「生を支える力」はRutter(1985)の述べるレジリエンスの概念や、その他の研究者が定義する概念に似ていることが示唆された。「生を支える力」とレジリエンスは同じ概念であることが明らかとなり尺度にはレジリエンスに則り開発していくことが明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

大腸がん患者は死亡数また罹患率が高く、再発大腸がん患者は、再発や転移を繰り返すといった長期的な療養を強いられた経験を持つ者も多い。様々な苦難に直面しながらもがんと共に生きる体験を、研究者は先行研究として長期療養生活を送る再発大腸がん患者が持つ力として「生を支える力」を明らかにした。今回の研究では、「生を支える力」の尺度開発を行い測定可能なものとすることを目的としたが、「生を支える力」についての概念を明らかにする過程として、似た概念を持つ可能性もあるレジリエンスについての概念分析を行った結果、同じ概念であることが明らかとなり、尺度にはレジリエンスに則り開発していくことが明らかとなった。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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