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三次救急の場における看護師の自殺未遂患者に対する態度形成の影響要因の探索と検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K17508
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関大阪医科大学

研究代表者

瓜崎 貴雄  大阪医科大学, 看護学部, 准教授 (20584048)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード自殺未遂 / 看護師 / 態度 / 救命救急センター / 精神看護
研究成果の概要

救命救急センターで勤務する看護師の自殺未遂患者に対する態度に影響を与える要因とその強さを明らかにすることを目的とし、日本の救命救急センター73施設の看護師419名のデータを分析した。その結果、看護師の自殺未遂患者に対する態度に影響を与える要因として、相手の立場から他者を理解しようとする認知傾向と情緒反応、自殺未遂患者のケアに関する教育経験とケアに対する不安、患者の重症度や周囲を振り回す言動、看護師と医師との関係性、自殺未遂患者と他患者とを比較すること、生活における個人的経験が同定された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

自殺既遂者には自殺未遂歴のある者が多く含まれていることから、自殺未遂患者に対する看護は自殺予防において重要であるといえる。しかし、先行研究では、三次救急医療に携わる看護師は自殺未遂患者をケアすることに難しさを感じているとの報告がある。本研究によって、看護師の自殺未遂患者に対する態度に影響を与える要因とその強さを明らかにすることができた。本研究の成果は、看護師が自殺未遂患者に肯定的な関心を示して関わり続けられるようにするための教育内容の検討や、職場環境の調整に役立てることができると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (5件)

  • [学会発表] 三次救急の場における看護師の自殺未遂患者に対する態度に影響を与える要因の検討2020

    • 著者名/発表者名
      瓜﨑貴雄
    • 学会等名
      第40回日本看護科学学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 看護師の自殺未遂患者に対する態度尺度の構成概念妥当性の検討2020

    • 著者名/発表者名
      瓜﨑貴雄
    • 学会等名
      第22回日本救急看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 三次救急医療に従事する看護師の精神健康度が共感性に与える影響2020

    • 著者名/発表者名
      瓜﨑貴雄
    • 学会等名
      第22回日本救急看護学会学術集会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 三次救急医療に従事する看護師の精神健康度と看護実践環境の関連2020

    • 著者名/発表者名
      瓜﨑貴雄
    • 学会等名
      第33回日本総合病院精神医学会総会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 三次救急医療の場における看護師の自殺未遂患者に対する態度形成の影響要因に関する質的研究2020

    • 著者名/発表者名
      瓜﨑貴雄
    • 学会等名
      日本精神保健看護学会第30回学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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