研究課題/領域番号 |
18K17523
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
浜崎 美和 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (70815935)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 関節リウマチ / 口腔ケア / 患者支援 / 音波歯ブラシ / 歯周病 / 看護 / 日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師 / 女性関節リウマチ患者 / 抑うつ / ストレス / 精神的支援 / 疼痛 / ストレス対処への自信 / 関節リウマチ患者 / 歯周病関連菌 / 登録リウマチケア看護師 / セルフマネジメント |
研究成果の概要 |
コロナ禍であったことから、1)看護大学生を対象に音波歯ブラシ使用前後のプラーク付着の変化、2)登録リウマチケア看護師を対象に看護支援内容の実態について調査を行った。1)では、手用歯ブラシから音波歯ブラシに変更することでプラーク除去効果が得られるが、咬合面など部位によってはフロスや歯間ブラシが必要であることが示唆された。2)では、感染管理や薬物管理,精神的ケアなどの実施率は高いものの,口腔ケアの実施率は著しく低く看護師の支援に対する自信も低いことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
う蝕および歯周病は、慢性疾患の発症に関係していることが明らかとなっており口腔ケアは重要である。しかし、看護師が患者支援として口腔ケアを実施しているかについては明らかとされていない。また、近年、口腔ケア用品として一般化している音波歯ブラシを用いて看護師がその効果を調査した研究は見当たらない。本調査結果は、看護師の患者支援の実態として口腔ケアの実施率が低いことや音波歯ブラシの効果を明らかにした。このことは、今後の患者支援として、口腔ケアを実施することや音波歯ブラシを使用する際の看護支援の方向性の一助となると考えられる。
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