研究課題/領域番号 |
18K17528
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字秋田看護大学 (2020-2021) 静岡県立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
糸川 紅子 日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 准教授 (70376218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 化学療法 / 抗腫瘍薬 / 皮膚障害 / 手足症候群 / 足底病変 / 歩行困難 / スキンケア |
研究成果の概要 |
抗腫瘍薬に伴う足底病変の症状緩和・悪化防止のために、患者自身が自宅において実践可能なフットケアの方法の開発、評価することを目的とした。実態調査および文献的考察より、抗腫瘍薬に伴う足底病変を有する患者の「歩きやすさ」を維持するためのフットケア・プロトコールを作成した。患者を対象とする介入研究を計画したが、2019年12月から感染拡大したCOVID-19の影響で患者対象とする調査が実施困難であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抗腫瘍薬に伴う足底病変は治癒困難で化学療法の可否を決定する容量規制毒性である。患者は足底の痛みのため歩行困難となるため、抗腫瘍効果の高い化学療法が継続困難となる。発生機序の詳細が明らかでないため、症状緩和・悪化防止のためのフットケアプロトコールが確立されることにより、足底病変の悪化のために化学療法を中止せざるを得ない患者の減少につながると考えられる。
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