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高齢者の簡易栄養状態評価表による評価結果と角質水分量の関連

研究課題

研究課題/領域番号 18K17531
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関北海道科学大学

研究代表者

山本 道代  北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (80736273)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード高齢者 / 角質水分量 / 栄養状態 / 皮膚乾燥 / アセスメント指標 / 栄養評価
研究成果の概要

皮膚は加齢によって乾燥し、様々な弊害を引き起こす。本研究は、客観的な皮膚乾燥の判定を目的として、栄養状態と角質水分量の関連性を調査した。
第一回目の調査は、高齢入院患者を対象として冬季に実施した。簡易栄養状態評価表の結果と、入浴前日の前腕および下腿の角質水分量の関連を検討した。結果として簡易栄養状態評価表と角質水分量の関連は認められなかった。また、角質水分量は環境の影響で変動するため入浴前日から4日間の前腕および下腿の角質水分量の推移を調査した。結果として、乾燥群に対する入浴後の保湿ケアは、前腕に対しては有効だったが下腿には十分な効果が得られず、保湿ケアの課題が明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の目的は、高齢者のドライスキンを客観的に判定することであった。この研究の最終目標は、ドライスキンを判定することで保湿ケアが必要な高齢者を特定し、高齢者の健康な皮膚を守ることである。本研究において、高齢者の簡易栄養状態評価表はドライスキンの確実な判定資料になり得るデータは得られなかった。しかしながら、調査結果の別の側面から、高齢者のドライスキンに対する保湿ケアの課題を明らかにすることができた。高齢者の多くはドライスキンであることから、効果的な保湿ケアを確立する基礎資料になり得る研究結果だと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 要介護高齢者に対する入浴直後のワセリン塗布による保湿効果持続性の調査2020

    • 著者名/発表者名
      山本道代
    • 雑誌名

      老年看護学

      巻: 25 ページ: 106-112

    • NAID

      130008077433

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 高齢者に対する入浴直後ワセリン塗布の保湿効果持続性の調査2020

    • 著者名/発表者名
      山持道代、林裕子
    • 学会等名
      日本看護科学学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] Association between dry skin and nutritional status for elderly individuals.2020

    • 著者名/発表者名
      Michiyo Yamamoto
    • 学会等名
      23nd East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 高齢者に対する入浴直後ワセリン塗布の保湿効果持続時間の調査2019

    • 著者名/発表者名
      山本道代
    • 学会等名
      第39回日本看護科学学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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