研究課題/領域番号 |
18K17539
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 大阪医科薬科大学 |
研究代表者 |
大橋 尚弘 大阪医科薬科大学, 看護学部, 准教授 (40646379)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 腎移植 / セルフマネジメント / レシピエント / 腎移植レシピエント / デルファイ / 自己管理 / 腎移植ドナー / 外来支援 |
研究成果の概要 |
腎移植後の自己管理に関する先行研究の知見に基づき、日本のレシピエントのフォローアップに精通した専門家の協力を得て、移植後のレシピエントの自己管理行動を評価するツール(案)と移植後のレシピエントの自己管理に対する障壁を評価するツール(案)をそれぞれ作成した。日本のレシピエントのフォローアップに精通した専門家の協力を得て修正デルファイ調査を実施した後、レシピエントを対象に内的一貫性と安定性調査を実施した。 その結果、腎移植後のレシピエントのための、服薬、運動、水分・栄養、疾患・症状の予防と管理、心理社会的適応の5領域からなる自己管理行動評価ツールと自己管理行動障壁評価ツールを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、腎移植レシピエントのセルフマネジメント行動やセルフマネジメントの障壁について具体的に理解しやすくなるため、外来支援のような場において、彼らのセルフマネジメントにおける課題が抽出しやすくなると思われる。また、服薬などの一側面に限らず、身体的側面、心理社会的側面のセルフマネジメントを幅広く評価できるツールとしても有用であると思われる。 さらに、腎移植後レシピエントのセルフマネジメントをどの病院のどの看護職者であっても同じ視点で評価できるため、評価機関や評価者によるブレを軽減することができる。
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