研究課題/領域番号 |
18K17543
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字広島看護大学 |
研究代表者 |
木下 真吾 日本赤十字広島看護大学, 看護学部, 講師 (00779704)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 脳卒中 / 家庭血圧測定 / 教育 / 継続的支援 / プログラム |
研究成果の概要 |
本研究は、脳卒中患者の家庭血圧測定行動の獲得を目指した入院中から退院後にかけての教育プログラムを構築し、その効果の検証を行うことを目的として、無作為比較試験の臨床研究を行った。 結果として、主要評価項目の家庭血圧測定実施率は、登録後12ヶ月時点で介入群の方が対照群に比べ、有意に高かった(p<.001)。また、副次的評価項目の家庭血圧測定実施率(登録後1ヶ月時点・登録後3ヶ月時点・登録後7ヶ月時点)においても、介入群の方が対照群に比べ、有意に高かった。これは、発症前 (研究開始前) の家庭血圧測定実施に介入群と対照群では差がなかったため、看護師による継続的な支援の効果の可能性が考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の入院中から自宅退院後の継続した6ヶ月間の教育プログラムによる看護師の支援で、脳卒中患者が自分自身で家庭血圧測定を継続して実施した。それによって、脳卒中の最大の危険因子である高血圧の治療における効果的な評価指標となったことが考えられる。高血圧がコントロールできれば、再発を防ぐことができ、脳卒中患者のQOLを維持・向上につながることが考えられる。
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