研究課題/領域番号 |
18K17545
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 福岡県立大学 (2022) 久留米大学 (2018) |
研究代表者 |
宮本 いずみ 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (80587064)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | MR(複合現実) / 手術看護 / 看護師教育 / シミュレーション教育 / 周術期看護 / 手術シュミレーション / MR(複合現実) / 手術看護教育 |
研究実績の概要 |
本研究では、本研究の概要は、MR(複合現実)技術を活用し、患者のCTやMRI画像データをもとに現実空間上に3Dの立体的な臓器を映し出し、医師、看護師でその臓器に対して手術シミュレーションを体験することで、実際の手術内容を理解し、判断能力、対応力が身につく手術看護教育システムを開発し、その教育の効果を検証することである。 2022年度は所属機関が変更となり、旧所属機関から新所属機関へ研究費の移管手続きや所属機関変更手続きがスムーズに行われなかったことと、新型コロナウイルスの感染拡大により病院施設や手術室への立ち入りが許可されず、研究対象者である手術室看護師と外科医などに調査を実施することができなかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
所属機関が変更となり、旧所属機関から新所属機関への科研費の移行手続きがスムーズに行えず、研究費を使用することができない期間があったことと、新型コロナの影響で医療従事者を対象とした調査の実施が難しく、手術室への立ち入りも制限され、計画していた調査を実施することができていない。
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今後の研究の推進方策 |
今後の研究の方策については、残りの研究期間と研究の実現可能性を考慮し、MR(複合現実)技術をVRに変更し、VRによる手術シミュレーションを体験することで実際の手術内容を理解し、判断能力、対応力が身につく手術看護教育システムを開発し、その教育の効果を検証することである。また、時間的に可能であれば、MR技術による手術シミュレーションを実施し、その体験を通して、手術内容の理解、判断能力、対応力を評価する。2023年度は新型コロナウイルスの感染症が5類に移行し、感染が終息に向かえば、医療従事者への調査が実現できるのではないかと考える。手術室看護師、医師などの研究協力者を確保し、感染対策を講じた上で手術シミュレーションを実施し、その結果、手術室看護師の手術内容の理解、判断能力、対応力、医師との情報共有を評価する予定である。
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