研究課題/領域番号 |
18K17567
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪市立大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
和木 明日香 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30509930)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 三陰交 / 分娩時間短縮 / 指圧刺激 / 助産ケア / 指圧 / 三陰交指圧 / 分娩時間 / 無作為化比較試験 / 分娩促進 / ツボ |
研究実績の概要 |
本研究では、分娩時の産婦への三陰交指圧を安全・安楽に実施するために、三陰交指圧の産婦と胎児双方への安全性や影響を確認することを主目的とする。具体的には、陣痛発来前の妊婦に三陰交指圧を実施し、妊婦と胎児にもたらす指圧時の痛みや姿勢維持等のネガティブな影響の評価、循環の改善などのポジティブな影響の評価、指圧方法の母子双方への安全性の確認を行い、臨床で母子双方にとって安全安楽で、実施可能な三陰交指圧方法の開発を目的として、妊婦への指圧実施を行う介入試験を計画した。
本年度は、介入試験と合わせて、研究対象妊婦の指圧への感想や印象、分娩時の指圧実施の希望を把握するために、指圧を受けた妊婦に指圧実施の印象や、分娩期の指圧実施に関する意見などを尋ねる質問紙を共同研究者とともに開発した。この質問紙調査も、介入時に実施する予定である。
また、共同研究者と計画を再検討し、研究実施予定施設での実施に向けた種々の手続きを終え、所属学部の倫理委員会に申請を行い、承認を得た。その後、研究実施予定施設での研究実施許可申請を行い、実施許可を得た。 共同研究者、研究実施病棟と随時相談しながら、実施予定施設での種々の手続きや調整、実施体制の構築を行った。研究実施病棟スタッフへの協力依頼等を行い、研究対象者のリクルートを開始することができた。2023年度末では、まだ選定条件に合致する対象者がいないため、介入実施には至っていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究実施施設での外部者の研究実施の前例がなく、様々な手続きを共同研究者、担当部署等と相談しながら調整を進めている。手続き自体に時間を要しているため、研究実施に至るまでに時間を要している。
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今後の研究の推進方策 |
目標例数は12-18例である。今後必要な例数は介入の結果により異なる。リクルートを開始しているため、選定条件に合致する研究対象者がいれば、介入を実施していく。
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