研究課題/領域番号 |
18K17570
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 鳥取大学 (2020-2021) 島根県立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
金山 俊介 鳥取大学, 医学部, 助教 (60785020)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 神経性やせ症 / 早期発見 / 発症 / スクリーニング / 主養育者 / やせ / 神経性やせ症の徴候 / 小児期 / 思春期 |
研究成果の概要 |
神経性やせ症は早期発見が重要である。それを可能にするために、新しい質問票の開発を行った。既存の質問票では、神経性やせ症の当事者が答え、なりやすさを評価するものが主であった。しかし、当事者は病識が少ないことが問題視されており、そのことが質問票の回答にも少なからず影響を与えると考えた。そのため、今回作成された質問票は、神経性やせ症の当事者の視点から評価するものではなく、身近にいる主養育者からみた当事者の様子を答えるものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
神経性やせ症の早期発見のために、当事者が回答するものではないことは、当事者の心理的負担を軽減するだけではなく、客観的な評価として、活用が可能であると考える。また、客観的評価指標はいわば、他者から見た観察可能な神経性やせ症発症の徴候であり、これを周知することは、早期発見に寄与するものと考える。特に、神経性やせ症は精神疾患の中でも、死亡率が高い疾患であることや、合併症も多く、当事者の身体面や精神面で大きな影響を及ぼす。そして、早期発見をすることで、合併症を少なくすることも知られているため、社会的意義は大きい。
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