研究課題/領域番号 |
18K17571
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 聖マリア学院大学 (2023) 地方独立行政法人福岡市立病院機構福岡市立こども病院(臨床研究部) (2019-2022) 高知県立大学 (2018) |
研究代表者 |
山口 智治 聖マリア学院大学, 看護学部, 講師 (80784826)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | sense of coherence / 家族 / Duchenne型筋ジストロフィー / 健康 / salutohgenesis / sense of coherense / salutogenesis |
研究成果の概要 |
DMD患者の家族のSOCを育む家族支援ガイドラインを開発することを目的とした.調査の結果から,DMDの患者の家族がSOCの育みを志向した看護実践として,【家族の把握可能感に関わる看護】,【家族の有意味感に関わる看護】,【家族の処理可能感に関わる看護】,【家族の問題解決力に関わる看護】の4つの概念が示唆された.DMD患者や家族,実際に関わる医療者から聞き取り調査を行い,DMD患者や家族がSOCを育む家族支援ガイドラインの開発に着手する.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究でDMD 患者の家族のSOCを育む看護実践の特徴とそれに関連する要因が明らかとなる.DMD 患者の家族へのSOCに関する看護実践の報告はなされていないことから,本研究が基盤となり,今後発展しうるものと考える. また,現在,DMD の診療ガイドラインにより診療の均霑化が進められているが,家族支援の具体的な方策については網羅されていない.家族の健康に家族のSOC が関係することが予測され,診療の変化が家族の維持に影響を及ぼしている現代において,DMD患者の家族のSOCを育む家族支援ガイドラインの必要性は高いと考える.本研究の結果をその資料とし,発展させる.
|