• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

うつ病者を抱える家族を対象とした支援プログラムの開発と効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18K17574
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関東北文教大学 (2020-2023)
東北女子大学 (2018-2019)

研究代表者

三道 なぎさ  東北文教大学, 人間科学部, 講師 (80779497)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードうつ病 / 家族支援 / 家族コミュニケーション / 家族 / コミュニケーション / 家族の共倒れ / 家族システム / 回避的コミュニケーション / 家族支援プログラム / 家族教室 / 抑うつ / 支援プログラム
研究成果の概要

本研究では,うつ病者を抱える家族に対する効果的な支援方法を検討するため,うつ病者とその家族を対象とした質的研究を行った。
その結果,うつ病者-主介護者-副介護者間で回避的コミュニケーションが構築され,そのようなコミュニケーションの悪循環がうつ病者の病気を悪化させる可能性が示された。このような家族内の回避的コミュニケーションを変容させるには,病気に関する情報を家族全体で共有できる関係性を築く家族支援が求められる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では,うつ病者が病気を悪化させる要因とうつ病をめぐる家族の精神的負担を,うつ病者-主介護者-副介護者間で構築されるコミュニケーションの相互作用から検討している。これまでのうつ病者の家族支援では,主介護者を対象とした心理教育や家族支援プログラムが中心であったが,うつ病者の介護を中心的に担う主介護者に心理教育などを行うことはかえって負担となることが指摘されている。
本研究で示された家族コミュニケーションの知見は,家族支援の対象を主介護者から副介護者まで広げることで主介護者の負担を相対的に減らす新たな手立てを検討することにつながるため,意義があるといえる。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] うつ病者を抱える家族のコミュニケーションに関する質的研究2019

    • 著者名/発表者名
      三道なぎさ
    • 学会等名
      日本ブリーフセラピー学会第11回学術大会(東北大学)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi