研究課題/領域番号 |
18K17581
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
|
研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
田村 知子 東京医科大学, 医学部, 教授 (10352733)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 子ども虐待 / 虐待スクリーニング / 子ども虐待ポテンシャル尺度(CAP) / 虐待予防 / 身体的虐待 / マルトリートメント / 不適切な養育 / 簡易子ども虐待ポテンシャル(BCAP) / 簡易子ども虐待ポテンシャル尺度(BCAP) / 簡易子ども虐待ポテンシャル尺度(BCAP) / 簡易子ども虐待ポテンシャル尺度 (BCAP) |
研究成果の概要 |
本研究ではMilner(1980)が開発した身体的虐待のリスクをスクリーニングする160項目の虐待ポテンシャル尺度とこれを基にOndersmanら(2005)が改良した34項目の簡易版の2つの尺度に注目した。日本国内の虐待予防の視点に立った「日本語版簡易子ども虐待ポテンシャル尺度(Brief Child Abuse Potential Inventory: BCAP)」の実用化に向けその評価と検証を目的とする。子どもを養育する前に虐待のスクリーニングを行うことは、予防的な介入を可能とする。そのため妊娠中、出産後の女性とそのパートナーの虐待リスクの経時的変化も検討した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの虐待死は生後4か月以内に多く、加害者の半数以上は実母である。つまり妊娠中、ひいては妊娠前からの虐待予防が重要である。現在「産後うつ」のスクリーニング尺度は広く使用されているが、虐待に特化した簡便なスクリーニング尺度はほとんど活用されていない。虐待のリスクを簡便にスクリーニングができる「日本語版簡易子ども虐待ポテンシャル尺度」は、妊娠中から出産後の虐待リスクをスクリーニングでき子どもが生まれる前の予防的視点で介入が可能となる。
|