研究課題/領域番号 |
18K17589
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
中山 祐一 摂南大学, 看護学部, 助教 (00781428)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 重症心身障害 / 成人移行期 / 準備性 / 特別支援教育 / 進路指導 / 卒業 / デルファイ法 / 学校看護師 / 重症心身障害児 / 特別支援 / アセスメントツール / 在宅支援 |
研究成果の概要 |
本研究の成果を以下2つ提示する。 ①重症心身障害児とその養育者の特別支援学校卒業後の生活に向けた準備性を評価する概念枠組みは存在せず、体系的な支援を提供することが難しい状況である。そのため、彼らの卒業後の生活に向けた準備性に関する概念枠組みを構築した。 ②上述の概念枠組みを基に、重症心身障害児とその養育者の特別支援学校卒業後の生活に向けた準備性を、多角的に評価できる移行アセスメントツールを作成できた。ツールは5領域45項目から成り、卒業時の移行支援(進路指導等)に活用できることが推察された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
重症心身障害児とその養育者の学校卒業後の生活に向けた準備性を評価できるツールは、これまで存在していなかった。しかし、本研究で作成したツールによって、彼らの準備性を多角的に評価することが可能になる。また、本邦では、重症心身障害児に対する新たな社会資源を構築するには財政的に難しい。本研究で作成したツールにより、適切に彼らの準備性を評価し、移行支援を提供することによって、限られた社会資源を適切に分配・提供することにつながり、彼らの卒業後の生活を豊かにする体制作りに貢献ができると考える。
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