研究課題/領域番号 |
18K17599
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
高橋 在也 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任研究員 (30758131)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 対話 / 対話の自己内対話性 / 自由な迷い / 暴力への抵抗的性質 / 死生観 / エンドオブライフケア / 死生観教育 / ACP / 市民教育 / 哲学 / 文化 / 生きがい / ハンナ・アーレント / エンドオブライフ / good death / アドバンスケアプランニング / 成人学習 / 対話理論 / オープンダイアローグ / 成人学習理論 / 専門職 / 市民 / 生涯学習 |
研究成果の概要 |
日本における死生観教育のモデル開発として、本研究では医学・看護学領域および哲学・教育学領域における「対話」のモデルをもとに考察をすすめてきた。本研究の成果として、「対話とは、自分の言葉が大切にされる体験であり、暴力を遠ざけるもの」という暫定的定義を提唱した。それを補助する対話の4つの性質を整理した。1、対話(dialogue)はひとりでは行いえない。2、対話をするとき、ひとは自分自身とも対話している。3、自分自身との対話とは、思考のことであり、対話においては(思考に由来する)「自由な迷い」がある。4、のびやかな雰囲気のなかで、他者に対して、またそれ以上に自分自身に対して意識が開いている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療におけるアドバンスケアプランニングをはじめ、対話の重要性は社会的に注目されつつある。本研究成果は、対話における人生の捉え返し(ライフレビュー)にも応用可能である。
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