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民生委員を対象にした精神障害者が生活し続けるための地域づくりプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K17605
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
研究機関山口大学

研究代表者

磯村 聰子  山口大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80437623)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード精神障害 / 民生委員 / 保健師 / 地域づくり / 近隣トラブル / 自治体保健師 / 住民組織 / 精神障害者 / 地域 / 連携 / 近隣苦情
研究成果の概要

近隣トラブルを抱える精神障害者の事例において、定期的な通院がないものが散見された。精神症状の急性増悪により危機的な状況に陥った場合、適切な精神医療を受けることができる体制構築という観点では、事象が深刻になる前に事例をどのように把握しうるかを関係者で共有することが必要である。本研究では、民生委員など住民組織が早期に状況を把握していた。平時から住民組織を含む多機関による支援体制を整える意義が改めて示された。
また、本研究では、経緯の複雑さや地域の実情に応じた個別性の高い支援がなされていた。本人の意思を尊重する支援、支援者が抱える困難感を関係者で共有しどのように解消するかを検討する場が重要と考える。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、危機事象の重大化を予防しうる立場にある民生委員の力量を向上させ、精神障害者が地域で生活し続けることができる地域の許容を強化するための地域づくりを探求するものである。近隣トラブルを抱える精神障害者の包括的な地域支援が具体化できる.また,住民の個人情報保護の観点も踏まえたうえで,自治体保健師の役割機能,精神障害者に関わる地域組織を含めた地域における支援者間での連携上の役割分担を明確にし,近隣との問題を抱える事例を支援する上で生じる困難感解消に向けた保健師との連携のあり方を検討する資料になる.

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 近隣との問題を抱える精神障害者を対象とした民生委員の支援経験と困難感2020

    • 著者名/発表者名
      磯村聰子, 守田孝恵
    • 雑誌名

      リハビリテーション連携科学

      巻: 21(2) ページ: 137-149

    • NAID

      130008046885

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 近隣との問題を抱える精神障害者を対象とした民生委員の支援経験と困難感2020

    • 著者名/発表者名
      磯村 聰子、守田 孝恵
    • 雑誌名

      リハビリテーション連携科学

      巻: 21巻第2号発行予定

    • NAID

      130008046885

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 近隣トラブルを抱えた精神障害者へ関わる民生委員と保健師の連携2019

    • 著者名/発表者名
      磯村 聰子、守田 孝恵、木嶋 彩乃
    • 学会等名
      第78回日本公衆衛生学会総会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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