研究課題/領域番号 |
18K17609
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 畿央大学 (2019-2022) 大阪市立大学 (2018) |
研究代表者 |
田中 陽子 畿央大学, 健康科学部, 准教授 (60448727)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 愛着形成支援 / 重症心身障害児 / 医療的ケア児 / 地域在宅ケア / 母子保健 / 尺度開発 / 愛着 / ストレングスモデル / 在宅ケア児 / 愛着形成 / 小児在宅ケア / 在宅支援 / 重度心身障害児 / ストレングス理論 |
研究成果の概要 |
在宅重症心身障害児における愛着支援モデルの構築は、半構成的面接を実施し質的帰納的分析より69 項目を作成した。支援モデルの内容妥当性および表面妥当性は、重症心身障害児と家族の愛着形成支援に詳しい専門家14名(訪問看護師、医師、小児看護、在宅看護、地域看護領 域の大学教員)を対象に無記名自記式質問紙調査を実施した。愛着支援モデルの信頼性・妥当性の検討は、全国の訪問看護ステーション小児対応可能事業所1581か所 の在宅小児訪問看護を3か月以内に経験している看護師を対象に無記名web質問紙調査を行った。愛着形成に焦点をあてた在宅支援モデルであることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域在宅ケアにおいては、重症心身障害児および医療的ケア児の家族への支援が重要である。そのためには、子どもと家族の愛着形成に焦点をあてストレングスについて支援ニーズの情報を収集しアセスメントを実践することが必要であるが、現状ではそれらを把握する方法が開発されているとはいえず、本研究のテーマは学術的に重要である。本研究では、ストレングス理論を基盤とし、在宅小児ケアが必要な障害児とその家族の愛着形成に焦点をあてて、在宅小児ケアにおける支援ニーズの検証し、独創性の高い研究である。開発された在宅小児愛着形成支援モデルの活用は、地域在宅ケアの発展に寄与するものであると考える。
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