研究課題/領域番号 |
18K17622
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
織方 愛 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (00780470)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 学童肥満 / インドネシア / 学校保健 / 予防プログラム / クラスターランダム化比較試験 / ランダム化比較試験 / 肥満予防 / NCDs / 小児肥満 / 非感染性疾患 |
研究成果の概要 |
研究目的は,インドネシア共和国(以下イ国)学童の健康的体重での発育・発達に寄与し,非感染性疾患(以下NCDs)予防・健康増進に貢献するためイ国研究チームと協働し,学童肥満予防プログラムのランダム化比較試験の実施と評価を行うことであった.実施期間は2018年,2019年度の2か年の予定であったが2022年度まで延長した. その結果,パイロットテストを行うために必要なプログラム用教材・測定用具・質問紙等を準備することができた.新型コロナウイルス感染症拡大に伴いイ国内でも感染拡大が続き,イ国の研究協力者と協力機関(小学校,大学)によって,研究受入困難との判断から実施と評価には至らなかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学童肥満予防ランダム化比較試験準備が整ったことで,いつでも学童肥満予防プログラムを実施できる体制が整った.また,新型コロナウイルス感染症によって感染症への関心が高まったが,NCDsり患者や肥満がCOVID-19 の悪化要因となり得ることが分かったため,人びとの非感染症への関心は高まっていることが伺えた.また,ひとたび感染症が起これば脆弱な状態にあることが分かったため,引き続き開発途上国における健康増進活動が重要であることが判明した.これらのことから,今後も開発途上国における非感染症対策が重要であることが言える.
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