研究課題/領域番号 |
18K17628
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
山田 千春 兵庫医療大学, 看護学部, 准教授 (00510869)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
|
キーワード | 視線運動 / 注視時間 / 視線軌跡 / サッカード / 看護職 / 介護職 / 日常生活ケア / 視線運動分析 / 視線回数 / 高齢者理解 / 日常生活 / 生活場面 |
研究成果の概要 |
高齢者の日常生活場面(車いす移動,食事摂取,口腔ケア)において,看護師と介護者の視線を比較した。その結果,[体幹],[食卓],[手]に有意な差(p<0.05)を認めた。また,看護師および介護士は高齢者の次の行動を予測して,必要な箇所に視線を向ける“特定的探索”を行っており,ケア経験に基づいた観察が行われていた。角速度と視覚的認知の関係解明については今後の課題である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、高齢者の日常生活ケアに携わる看護師と介護士が,高齢者の日常生活場面の何を見て,何を考えているのか,それぞれの職種の認識の類似性や特徴を眼球運動測定による視線分析により可視化する。それにより,同じ活動の場で協同して働く2つの職種が高齢者の同じ生活場面を見たときでもお互いに見えているもの,そこから考えることがどのように違うのか(もしくは類似しているのか)の理解につながる。それをもとに、職種間の情報提供やケアの調整など連携・協働する際の具体的な視点や調整内容を検討する手がかりになり、より質の高い高齢者ケアの提供に繋がる。
|