研究課題/領域番号 |
18K17629
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
八谷 百合子 産業医科大学, 産業保健学部, 准教授 (40441852)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 見守り / 認知症 / 無線ネットワーク / 入院患者 / 健康情報 / ZigBee / 介護施設 / 位置情報 / フィンガープリント / 患者見守り / 遠隔画面 |
研究成果の概要 |
本研究は、無線ネットワークZigBeeを利用し、遠隔画面にて離院しやすい認知症入院患者の位置情報を把握できる「患者見守りシステム」の開発である。このシステムは、受信電波強度を用いた手法である。情報端末は、低消費電力、低コスト、大きなネットワーク容量等を持つことから、ZigBeeを使用した。その結果、屋内で行方が分からない人を捜索するという目的に対して十分なシステムであると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究により、認知症入院患者の位置情報を特定できる「患者見守りシステム」を作成することができた。今後は、この「患者見守りシステム」において、患者が使用するデバイスを小型化、長寿命化、安全性の面を考えて完成することができれば、無線ネットワークZigBeeを利用し、ナースステーションにいながら遠隔画面にてリモートし、認知症入院患者の位置情報をリアルタイムに把握できる。その結果、入院患者の安全性の確保、看護師による患者探索時間の短縮、看護師の作業負担の軽減、看護ケア時間の確保、およびシステム導入による探索費用の軽減につながる。
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