研究課題/領域番号 |
18K17633
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
森岡 典子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 講師(キャリアアップ) (70805746)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護ケアの質 / 認知症ケア / DPCデータ / 長期療養施設 / ケアの質 / 看護配置 / 長期療養 / 看取り / 看護の質 |
研究成果の概要 |
本研究では、高齢化が進展し多死社会を迎える中、最期まで過ごす場の一つとして期待されている長期療養施設における看護ケアの質について、全国規模のデータを用い、以下について明らかにした。1点目に、地域における長期療養施設提供体制の評価として、自宅死亡割合と地域の医療・介護提供体制に関連があることを示した。2点目に、長期療養施設における身体拘束の未実施は、身体拘束廃止に関する取り組みを行っている施設が有意に多い傾向がみられた。3点目に、ビッグデータを用いた試行的取組みとして、高齢者に多い大腿骨骨折症例に焦点を当て、DPCデータを用いた認知症と患者アウトカムの関連を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究にて明らかとなった全国規模のデータを用いた成果は、今後益々ニーズが高まる長期療養施設における質の高い看護ケアを持続可能な形で提供するための効果的な政策提言に資する基礎資料となることが期待できる。
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