研究課題/領域番号 |
18K17634
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
神崎 由紀 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (80381713)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 社会的孤立 / 高齢者 / 過疎地域 / 見守り / アセスメント / 見守り支援 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢化が進む過疎地域に暮らす社会的に孤立した高齢者の孤立の状態について明らかにし、高齢者を支援する看護職が、それぞれの地域性の中でどのように支援しているかを明らかにすること、また、社会的に孤立した高齢者が住み慣れた地域での暮らしの継続を支援するモデルを構築することを目的とした。 地域包括支援センターの看護職への面接調査から、看護師職は、高齢者本人や家族の健康状態や家族の関係性、体調や生活を保つ力をアセスメントしていた。把握する高齢者の状態は、住居内の雑然さや他者との関係性、目立たないように暮らす傾向や他の地域から移り住んでいる状況を把握していることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、社会的に孤立している高齢者を支援する看護職が把握する、高齢者の孤立の状態(生活の状況や行動の傾向)を明らかにした。また、高齢者への支援の必要性を看護職が判断する視点も明らかにした。研究対象者は、過疎化や高齢化が進む地域を担当する看護職が複数含まれている。こ本研究の成果は、過疎地域に限らず、また、支援する看護職の経験に限らず、地域で孤立する高齢者の支援の必要性について、支援者が判断する指標として、また、不必要なケアを避けることに貢献すると考える。
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