研究課題/領域番号 |
18K17642
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 石川県立看護大学 |
研究代表者 |
桜井 志保美 石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50378220)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 訪問看護 / 医療的ケア / 乳幼児 / 育児 |
研究成果の概要 |
わが国では、新生児医療の発展や医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律の整備に伴い、医療機関から地域への移行が促進されている。 本研究の目的は、小児訪問看護の質の向上を目指し、訪問看護で活用する医療的ケアが必要な乳幼児(医療的ケア児)の遊びや基本的生活習慣獲得に関する育児支援ハンドブクを作成した。 調査1で、医療的ケア児を育てる養育者の育児上の困りごとを明らかにし、調査2で、その困りごとに対して訪問看護師が実施している育児支援内容を内容分析を用いてまとめ、『経管栄養をしている2歳未満児の育児支援ハンドブック』を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本国内には、約12,000の指定訪問看護ステーションの登録があり、小児を受け入れる訪問看護ステーションは増加傾向にある。しかし、小児に特化した訪問看護ステーションは全国に約40事業所で、31府県には小児に特化した訪問看護ステーションがない(2020.4現在)。本研究成果は、小児訪問看護に特化した訪問看護ステーションにおいて実践されている具体的な支援内容になっている。作成した「ハンドブック」は、小児看護の経験の有無に関わらず小児看護で必要な発達支援・育児支援を行う訪問看護をイメージさせることができ、現場で活用しうる資料となると考られる。
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