研究課題/領域番号 |
18K17649
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
清水 信輔 共立女子大学, 看護学部, 専任講師 (00709595)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 若年労働者 / 食生活リテラシー / 健康管理 / 産業保健 / ヘルスリテラシー / 食生活 / 中小企業 / 若年男性労働者 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、中小企業の若年男性労働者における食生活リテラシーの関連要因を明らかにし、効果的に食生活リテラシーを高め、食生活を維持・改善していくための健康管理ツールを開発することである。本研究で開発した若年労働者における食生活リテラシー尺度(HELS-Y)を用いた分析の結果、食生活リテラシーは、企業規模に大きな影響はなく、性別や勤務先業種・職種、居住都市の規模などに有意差が認められた。またHELS-Yは食知識や食に関する主観的QOL (SDQOL)に強い関連がみられた。これを踏まえ、対象者の食生活リテラシーの段階や特徴を踏まえた支援を行い、それに応じた健康管理ツールを開発していく必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発したHELS-Yは、食生活リテラシーの総合的な能力の把握に加え、因子ごとの得点からそれぞれの能力を把握でき、若年労働者の食生活改善に向けた指標として個別・集団指導の場で活用できる。また「食情報の獲得力」「食情報の適用力」について自らのリテラシーの能力を把握したり、それを踏まえて、自ら不足していることに気づき、行動変容の契機となる指標として活用できる。さらに、本尺度を用いて関連要因を把握できることから、その対象に合わせた効果的な保健指導のあり方やツール開発等、今後、食行動に対する健康支援に貢献できる。以上のことから、本研究成果の意義は大きい。
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