研究課題/領域番号 |
18K17654
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
|
研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩子 昭和大学, 保健医療学部, 教授 (40468822)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 子育て支援 / 子ども虐待予防 / 母親の孤立 / 地域 / 乳幼児 / 母親 / 育児不安 |
研究成果の概要 |
本研究は、乳幼児期の子どもを育てる母親が、自分に必要な育児のサポートを得るために「地域の子育て支援につながる力」に影響する要因を明らかにし、支援のあり方を検討することを目的とした。子育て中の母親を対象とした、インタビュー調査および自記式質問紙調査を実施した結果、影響要因は「育児に精一杯で気持ちに余裕がない」「パートナーの理解」「専門職から情報提供」「専門職から個別支援を受けた経験」などの9項目が抽出された。サービス利用に向けて子育て支援専門職のかかわりの重要性が示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国では、1980年代からの少子化、核家族化、地域社会とのつながりの希薄化により子育て中の母親の孤立が問題となっている。本研究では子育てにおいてインフォーマルサポートを受けにくい状況にある母親が、安心して育児をするために、自分に必要な地域の子育て支援サービスを適切に利用する力を高めることが必要と考え、その影響要因を探索した。 結果、保健師、保育士などの子育て支援専門職が母親にあった情報提供、サポート行うことや、母親自身が自分の支援ニーズを認識するためのかかわりが重要であることが示唆された。
|