研究課題/領域番号 |
18K17661
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 千里金蘭大学 |
研究代表者 |
藤田 倶子 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (00453134)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 身体組成 / 握力低下 / 歩行速度低下 / 地域高齢者 / 歩行速度 / 握力 / 経年変化 / たんぱく質量 / ミネラル量 / 体脂肪率 / 筋肉量 / 体成分 / 体組成 / サルコペニア / サルコペニア肥満 / BMI / 身体機能 / 前期高齢者 |
研究成果の概要 |
018年度をベースラインとして2021年度までの3年間の身体組成及び握力、歩行速度の変化を観察した。2018年度に65歳以上であり、2021年度にも測定を行った男性45名、女性89名を対象として反復のある分散分析を行った。男性では握力、歩行速度ともに、女性では歩行速度のみ有意に低下し、3年間の観察で身体機能の低下が示された。ベースライン時の体脂肪率、BMI、SMI、たんぱく質量不足、ミネラル量不足による歩行速度と握力への影響はみられなかったが、これらの3年間の変化の有無により、女性では握力の変化に対しミネラル量不足の交互作用が有意にみられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域高齢者の身体機能の低下を予防することは介護予防につながる。高齢者の身体機能の低下には筋肉量が影響すると考えられているが、本研究では身体をつくる要素であるミネラル量の低下が歩行速度や握力の低下に影響していることが明らかになったことから、タンパク質だけでなく、あらたにミネラル量不足を補う栄養指導等を検討することで高齢者の身体機能低下を予防し、ひいては介護予防に寄与できる。
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