研究課題/領域番号 |
18K17675
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
森内 剛史 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (40814124)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 運動イメージ / VAS / MIQ-R / 経頭蓋磁気刺激 / 運動誘発電位 / 運動イメージトレーニング / 運動イメージ評価 / 運動イメージ鮮明度 / 運動イメージ能力 / 主観的鮮明度 / 評価 / 近赤外分光法 |
研究成果の概要 |
本研究は運動イメージの評価方法の確立に向け,運動イメージする課題に対してどの程度鮮明にできたかを主観的に評価する鮮明度評価としてのVisual Analogue Scale(VAS)と,対象者の運動イメージ能力を評価するMovement Imagery Questionnaire-Revised(MIQ-R)が神経生理学的指標である経頭蓋磁気刺激(TMS)による運動誘発電位(MEP)振幅を指標とした皮質脊髄路の興奮性評価との間にどのような関連性があるかを検証した.その結果,鮮明度評価であるVASと皮質脊髄路の興奮性とのみ有意な正の相関関係が認められた(ρ= 0.465, p < 0.001).
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,鮮明度評価としてのVASが客観的な指標である神経生理学的指標との間に関連性が認められ,効果的な運動イメージトレーニングの実践に向けた確立された評価の標準化につながる研究への発展も期待できる結果となった.今後は実際の運動イメージトレーニングによって改善したパフォーマンスとの関連性についても検討する必要性があるものの,リハビリテーションにおける運動イメージトレーニングの発展において評価の観点から寄与するものと考える.
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