研究課題/領域番号 |
18K17678
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 茨城県立医療大学 |
研究代表者 |
上岡 裕美子 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (70274983)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 訪問リハビリテーション / 日常生活活動 / 社会参加 / 生活空間のひろがり / 効果 / 生活空間 / home rehabilitation / social participation / life-space mobility / 訪問リハビリ / 調査指標 / 日常生活活動向上 / 社会参加向上 / 生活空間拡大 / 施設ごとの無作為化比較対照試験 |
研究成果の概要 |
研究に用いる指標の有用性を検証するため、事前調査として、訪問リハビリテーション利用者を対象に6か月間のコホート研究を行った。その結果、国際生活機能分類の実行状況評価点は、訪問リハ利用者の社会参加の変化を捉えることができ、有用であることが分かった。また、訪問リハ利用者は日常生活活動、社会参加、生活空間のひろがりが有意に向上することが示された。次に、訪問リハの効果を検証するため、発症から1年未満の脳血管疾患者で訪問リハが導入されている「導入群」と、導入されていない「非導入群」を対象に、12か月間の多重コホート研究を行った。その結果、訪問リハは日常生活活動の向上に効果的である可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際生活機能分類の実行状況評価点を訪問リハ利用者の社会参加の評価に応用したのは我々が初である。本評価方法は個人によって多様な訪問リハ利用者の社会参加に対応可能であるため、非常に有用な評価方法である。また、訪問リハ「導入群」と「非導入群」とを比較した本研究は、訪問リハの効果検証の第一歩となる。これは、訪問リハの質の向上と、高齢化社会を支える地域包括ケアのさらなる発展に繋がると考えられる。
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