研究課題/領域番号 |
18K17682
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
堀江 真由美 県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 准教授 (90310862)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 認知症 / MCI / スクリーニング / 音声認識 / 感情理解 / 軽度認知障害 / 音声認識評価 / 超早期スクリーニング / 感情音声 / 音声プロソディ / 判断速度 / 高齢者 / 正誤反応 / 他者の感情理解 / 音声判断 |
研究成果の概要 |
軽度認知障害(MCI)の段階での認知症への移行を遅延や予防が重要である。そこでMCIの早期発見を目的として,音声の提示から音声の感情を判断するまでの時間を評価として用いた音声認識評価を,MCIをスクリーニングするための有効な評価になるか検討した。 その結果、音声認識1秒の遅延は,MCIのリスクが約34倍となる音声があることが明らかになった。MCIの超早期のスクリーニングとして,音声認識評価を用いることが有効であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症発症後は進行を止める手段が乏しいため,軽度認知障害(Mild cognitive impairment:MCI)の段階での認知症への移行を遅延や予防が重要である。予防的介入を行うにしても,MCIの早期発見方法は確立されておらず、発見が難しいのが現状である。 そこでMCIの早期発見を目的として作成した,音声の提示から音声の感情を判断するまでの時間を評価として用いた音声認識評価は、MCIを超早期にスクリーニングするための有効な評価と考えられた。音声認識評価は簡易に実施できる評価であることが臨床場面において意義のある評価と言える。
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