研究課題/領域番号 |
18K17689
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
高橋 素彦 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 講師 (30734058)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 義足 / ウェアラブル計測器 / 力覚センサ / 動作計測 |
研究成果の概要 |
義足のアライメントが不適切な場合,パフォーマンスの低下は勿論,残存する身体への負担が増加する.しかし,義足のアライメント評価および調整は,セラピストの観察による評価と使用者の主観によって行われている. 本研究の目的は,小型6軸力覚センサを義足に組込み,無拘束な義足歩行・走行時のCOP軌跡や床反力といった定量的データを分析することが可能な義足アライメント評価システムを構築することである.本評価法は,客観的・定量的に評価することが可能であり,実世界での計測が可能であるため,リハビリテーション過程や不整地などあらゆる状況下での評価が期待できると考える.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,片側下腿義足使用者の義足アライメントを変化させた際,使用者が感じるとされる感覚を視覚的に判断することが可能であった.さらに,片側大腿義足使用者に対して,異なる形状のスポーツ用義足足部の走行実験では,全走行過程を通した比較により,その特徴を示すことができた. 小型6軸力覚センサを用いたCOP軌跡と床反力ベクトルを可視化した評価法は,客観的・定量的に評価することが可能であり,より細かな現象を捉えることができる.ウェアラブル機器として,実世界での義足歩行および走行時の計測によって,リハビリテーション過程や不整地などあらゆる状況下での義足アライメントやパーツ選択の評価が期待できると考える.
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