研究課題/領域番号 |
18K17706
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
鎌田 将星 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 理学療法士 (90817701)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 急性期脳卒中 / HAL / 表面筋電図 / リハビリテーション / サイボーグ型ロボットHAL / Piper band activity / 機能転帰 / piper band activity |
研究成果の概要 |
【目的】急性期脳卒中例に対するサイボーグ型ロボットであるHybrid Assistive Lomb(HAL)を用いた歩行運動治療の有効性を、身体機能、表面筋電図装着によるpiper band activity (30-60Hz)の検出、歩行パターン解析より検討した。【結果】HAL群(15例)とコントロール群(9例)は、身体機能、歩行パターン解析において、両群間に有意差はなかった。さらに、表面筋電図評価を実施した13例全例でpiper band activity が検出された。 【まとめ】急性期脳卒中例へのHAL歩行運動治療は、コントロール群と比べて、身体機能と表面筋電図解析に差を認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳卒中後歩行障害に対する歩行補助ロボットを用いた訓練は、亜急性期以降で推奨されており、急性期における有効性は確立されていない。今後、急性期脳卒中例への適応拡大のために、歩行補助ロボットの好適応例を明らかにし、ロボット治療効果を鋭敏に捉えることのできる評価バッテリーについて検討することが必要である。
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