研究課題/領域番号 |
18K17708
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
木元 稔 秋田大学, 医学系研究科, 助教 (40759586)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 歩行停止 / 脳性麻痺 / バイオメカニクス / プロジェクションマッピング / 転倒 / 衝突 / 歩行 / 距離 / 歩行速度 / 3次元歩行解析 / gait termination / バランス / 3次元動作解析 / 歩幅 / 床反力 / 重心 / 課題提示システム / 妥当性検証 |
研究成果の概要 |
本研究は、健常児と比べ脳性麻痺児では急に歩行を停止する能力が低いことを3次元動作解析データを用いて示した。脳性麻痺児では歩行の急停止を行うためにブレーキ力となる後方への力を発揮することが難しく、原因として歩幅が小さいことや左右に大きく足部が離れた歩行であることが影響し、停止に長い時間と歩数を要していた。本研究は、脳性麻痺児の歩行停止能力を改善するためのトレーニングに示唆を与えるものである。 さらに、床上歩行において、脳性麻痺児を一定の速度で歩行させる方法は確立されていなかった。本研究では、プロジェクション・マッピングの技術を用いて、快適速度の100%や125%の速さで歩かせる方法を提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
プロジェクションマッピングを用いた手法は、動作速度を制御できるため、他のバイオメカニクス研究に応用できる可能性がある。物体を用いた方法とは異なり、光での提示は光に触れたり踏んだりすること自体では怪我を誘発しないため、比較的安全である。子どもは一般的に光刺激を好む傾向があるため、発達障害児を含めた体操治療への応用が期待できる。 脳性麻痺児の歩行停止能力が低いことを客観的データで示したことは、脳性麻痺児が学校生活をはじめとする社会参加を安全に行うことに、間接的に寄与する可能性がある。衝突・転倒予防のためのトレーニング法の提案や、学校・施設の環境整備に対する知見を提供した意義は大きい。
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