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不活動性疼痛のメカニズムの解明と予防・治療戦略の開発-電気生理学的手法を用いて-

研究課題

研究課題/領域番号 18K17734
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

濱上 陽平  新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 助教 (20756374)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード不活動 / 痛み / CGRP / 単一神経記録 / 電気生理
研究成果の概要

本研究の目的は、不活動が原因で生じる「不活動性疼痛」の病態メカニズムを解明することである。近年、四肢の一部、あるいは全身の不活動が運動器慢性疼痛の発生要因であると認識されるようになった。しかし、その病態は不明な点が多く、特に末梢神経機構に関する報告は皆無である。本研究では、ラット足関節を不動化した実験的不活動モデルを用い、固定期間終了後、固定側の足底皮下にCGRP受容体拮抗薬を投与し、機械刺激および熱刺激に対する逃避閾値の測定を行った。その結果、不活動性疼痛モデルの機械・熱痛覚過敏には末梢組織でのCGRPが関与することが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ギプス固定などに伴う四肢の一部の不動化は、末梢組織の変調をきたすことにより痛みが生じることが推察される。本研究は、不活動性疼痛の末梢メカニズム解明の一端を担っており、さらに治療開発や新規薬剤開発を進めるうえで十分に意義があると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ラット不活動性疼痛モデルにおけるCGRP受容体拮抗薬の鎮痛効果2019

    • 著者名/発表者名
      濱上 陽平
    • 学会等名
      第66回中部日本生理学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 不活動性疼痛モデルにおけるCGRP受容体拮抗薬の鎮痛効2019

    • 著者名/発表者名
      濱上 陽平
    • 学会等名
      第19回新潟医療福祉学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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