研究課題/領域番号 |
18K17744
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター (2019-2020) 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) (2018) |
研究代表者 |
沖田 祐介 国立研究開発法人国立がん研究センター, 中央病院, 理学療法士 (00784357)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 大腿切断 / 大腿義足 / ペダリング / 筋骨格モデル / 三次元動作解析 / 義肢 / 動作解析 / 運動力学 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
本研究では自転車や義足の形状変化に伴う義足側ペダリングの漕ぎやすさの変化をシミュレーション解析するプログラムを作成し、これにより6つの要素(座面の高さ、骨盤の前後位置、前後傾、座面チューブ角、クランクのアーム長、大腿部/下腿部の長さの比)を変化させた場合のペダリングの挙動の変化を評価した。得られた結果より、座面の高さ、クランクの長さ、骨盤の傾きは、関節運動や筋のクランク回転能力に与える影響が単純かつ操作も容易であり、大腿切断者が自転車ペダリングを行う際に操作する変数の候補となることが考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果により、大腿切断者、義足、自転車に関連する各要素を変化させることでペダリング動作やその行いやすさに与える影響の定量的な情報が得られ、ペダリング方法の効率的な習得、パフォーマンス向上が期待できる。また、付随的に本研究の成果は大腿義足を用いてペダリング動作を行う際の股関節内転筋の重要性を示しており、股関節内転筋を大腿切断者の動作トレーニングの標的筋とする根拠の一つとなりうる。
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